【03】刺激の量ではなく「ふさわしい圧」

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最近は指や腰を痛めたり、順番どおりにマニュアル的に触れたり、相手の呼吸を止めるほどの強い圧のアロマセラピストが増えていると聞きます。

人の体は押された刺激量ではなく、相手にふさわしい「触れ方」があります。
それはあたかも、仕事や育児などで、強いコトバで指示すれば相手が動くのではなく、逆に、たった一言のコトバや、目をあわせたりといった、非常にささいな刺激によって変わっていくことがあるのに似ています。

『マッサージは圧が強ければ強いほど良い』という誤解がありますが、呼吸を止めるほどの圧は、体に緊張を与えます。

強すぎても、弱すぎてもだめで、「その人にとって、ふさわしい、良い程度の圧」というものがあります。
その「 ふさわしい圧」を見つけることも学習の目的です。

授業ではシェアリングを大切にしています。
例えば、クラスメイトから「もっと強い圧のほうが良い」というフィードバックをもらったら、腕の力を強くするのではなく、立ち位置や、姿勢、体重移動を再チェックしてみましょう。
また、手の平が、しっかりとそしてソフトに密着しているか、手の角度、速度、呼吸のタイミングなども変えながら
検証してみます。

すると、タッチは腕の力ではなく、姿勢や立ち位置、体重移動など、様々な要素で成り立っていることに気づくことができます。
クラスメイトとのシェアリングの時間ほど、貴重なものはありません。

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